天神学園のお忍びな面々
長話をしているうちに、雨は止んでいた。

そろそろ帰れそうだ。

そして。

「こんな所にいたのか」

あまりに帰りが遅くて心配したのか。

リュークとディアが、迎えに来た。

「酷いよ美緒!リュークと2人きりでほったらかしなんて!」

余程気まずかったのか。

ディアは美緒に泣きつく。

「ごめんねディア、ほったらかしなんかじゃないのよ?」

頭を撫でて、ディアを宥める美緒。

「すまなかったなレオ。美緒が世話をかけた」

リュークがレオに言うが。

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