真面目なイケメンで有名な隣のクラスの眼鏡男子が女とトラブル発生してたのでつい魔が差しました。
3章
「あんな男やめた方がいいよ!!」

とか

「女に飽きたから気まぐれで遊んでるだけだって!!」

とか

「田宮くん、あんなののどこがいいの!‍?」

とか

「女の子との関係だって、1つも本気じゃなかったんだよ!‍?」

とか

「早く捨てちゃいなよ!」

とか





あいつと付き合ってから、ろくな話を聞かされてない。

(好いてくれる女子もいれば、嫌う女子もいる…か。あいつのしてきた事なら嫌うやつもいて当然だな。)

でも、それらの過去は、俺の気持ちを揺るがすには足りなかった。

[じゃあ君たちは、女経験が無い、真面目な男を探せばいいじゃないか。俺には関係ない。]









それに、あいつはまだ知らない。


























俺が、”滝橋光璃”という人間を壊してめちゃくちゃにしてやりたいという事を。

”滝橋光璃”という人間を1から作り変えたいという事を。





(………俺無しでは生きられなくしてやる。)
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