年の差恋愛*透明な心に彩を付けて*


アルコールが残るほんのり赤い頬。
うっすら涙が浮かぶ瞳。
普段結んである乱れる長い髪。
震えながら掴まれた腕。

その全てが初めてとは思えない色気。



それまで服を着ていた透はため息をつき、シャツを脱ぎ捨て上半身の服を全て脱いだ。



「初めてとは思えない誘い方だな。」



舌打ちをして、ゆっくり彩葉に身体を沈める。

痛みなどは全くなく
甘い快感に身体が痺れる。

「ひゃぁっ、、んんっ、つっ、、!」

ぎゅっとシーツを掴む彩葉の手に、透の手が重なる。


「緩めろ。、、持っていかれる。」
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