【完】ちょいワル先生と優等生

すれ違う、どうしようもない想い



「ゆずちゃーん…」





最近の先生は言うなれば猫だ。



猫のようにべったりと私にくっついてくる。




不思議と、それが嫌に感じないくらい私も絆されてしまったようだ。





「ゆずちゃんはさ…」





そう言いかけてやめる。



その続きが何であったのか気になる私をよそに。

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