君の指先が囁いてる
茜の、お父さんが、お茶を飲む音がした


『翼君、この前は、すまん、母さんにも、かなり怒られたよアハハ』


俺は嬉しかった


茜の優しい所は両親から受け継いたんだなって実感した


茜の小さい頃の話しを、たくさん聞かせてくれた


三人で笑いながら話した



今日、来た事は茜には内緒にしてくれと言われた


照れくさそうに話していた、お父さんが印象的だった


茜が帰宅するまえに両親は帰って行った


俺は母ちゃんに電話した


茜の両親が認めてくれた事を話したら泣いていた



そして俺達は無事に結婚する事が出来た




茜....



幸せにするよ?



君を守るよ?





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