君の指先が囁いてる
今日は病院に行く日だ


俺は生まれ時から見てくれてる総合病院の先生の所に来た


もちろん茜と一緒に来た


診察券を出して呼ばれる間はドキドキだった


茜は、そんな俺に気づかい俺の指先に触れて来た



『翼、大丈夫!リラックスして』


俺も茜の指先に触れた


『うん....』


名前が呼ばれた



俺と茜は診察室に入った





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