俺を好きにならないで
「み、み……な」


「うん」


「みな……と、く……うぅ〜無理だよ!」


「もう少し」



一度落ち着くために、私は深呼吸をした。


そして彼の瞳を見ながら。










「湊くん……」





そう言ったのだ。
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