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学校には普通に行った。いつものように部活に出て、いつも通りの怒鳴り声に耳を塞いで、意識とは別の感覚で、外に出た。

いつも繰り返されている行動に虚しさは感じなかった。

昨日と同じ場所、4人は居た。

「来た来た」

「遅かったね〜」

あたしは駆け寄った。触れたかった温もりに、自分から手を伸ばした。

「どうも」

たった一言に緊張しながら、招いてくれる場所に腰を下ろした。
4人は名乗り、あたしの名前を聞いた。

あたしには名前があったのだと、少し暖かくなった。久しぶりに家族以外から呼ばれるあたしの名前は、踊っていた。

みんな先輩。
そんなこと、気にならなかった。4人はあたしの明日になった。最初から怖いなんて思わなかった。少し勉強ができない。親といざこざがある。みんなどこかに何かを背負っていた。

あたしと同じ。それだけであたしの“居場所”を作った。
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