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あたしが恐れることは、後悔した1年間だけだった。
どんなに時が経とうと、どれだけ佑也が許してくれたって、あたしの後悔は消えない。

傷つけた人が居るあたしの過去は、現在の自分を傷つけた。

許されなくていい。寧ろ許されたら、狂ってしまうと思った。
今居る仲間達が、他のものに置き換わる事はなかった。ほかに望むものは何もなかった。

否、何もない。と思っていた。
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