好きって言えよ、バカ。



「どうかしたの?」



「いや、なんかね?絃ちゃんとふたりきりで出かけられるの、今日が最後な気がして……まぁ、気のせいだよね!」



「……?」



遼くんの意味深な言葉も私には理解出来ず。



また明日、と今日はお開きになった。



ただし、遼くんはそんな簡単にバイバイなんてしてくれず……



「お別れのキスね」



とおでこにチュッと軽くキスをされてしまった。



はぁ、外がもう暗くなっていて良かった。



夏だったらこの時間もまだ明るかったし……



遼くんと別れると、タイミング良く私のスマホが鳴った。



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