好きって言えよ、バカ。
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「あれ?なんかすごい大荷物だね?」
夏休みに入って早々、朝から大きな荷物を肩にかけてリビングに入ってきた葵くん。
葵くんは軽々しく持っているけれど、その荷物はとても重そうだ。
「部活の道具とかも入ってるからね」
ボールとかユニホームとかシューズとか……
確かにいろいろあるだろう。
でも、それにしてもカバンが大きい気がする。
「ちょっと荷物多すぎじゃない?」
私が疑問に思ったことを投げかける。
「あれ?絃ちゃんに言ってなかったっけ……今日から僕、二泊三日でサッカー部の強化合宿なんだ」
「そうだったのっ!?」
全く聞き覚えのなかった話に、私は驚く。
葵くんは言ってなくてごめんねと謝っていた。
同じリビングにいた雅さんと蓮くんは驚いている様子もなくて、元々知っていたらしい。