契約結婚なのに、凄腕ドクターに独占欲剥き出しで愛し抜かれました
「…助けてくれたのは嬉しいけど、あれじゃ悠さんの立場が悪くなっちゃいます」
「俺の立場なんかどうでもいい。ごめん。結婚のデメリットなんてないと思ってたのに」
悠さんの腕の中で気持ちがほぐれて、首を横に振った。
同じシャンプーの匂いだと思っていたけど、やっぱり悠さんは悠さんの匂いだ。
なんでだろう。どこか懐かしい気持ちになる。
「ありがとう悠さん。おかげで今まで通り、みんな協力的に患者さんのことを教えてくれました」
「そうか。なにかあったらすぐに言うんだぞ」
「はい」
悠さんは私の頬を引き寄せながらゆっくり唇に触れた。
触れるだけなのに、丁寧でとろけるようなキス。
身体が離れたあと、余韻から抜け出せずに思わずぼーっとしてしまった私に、悠さんはなんだか楽しげに微笑む。
「シャワーから上がったらまた死ぬほどキスするからそのつもりで」
「えっ」
顔じゅうに熱が集まる。もう眠気どころじゃない。
…完全に悠さんにからかわれている気がする。
「俺の立場なんかどうでもいい。ごめん。結婚のデメリットなんてないと思ってたのに」
悠さんの腕の中で気持ちがほぐれて、首を横に振った。
同じシャンプーの匂いだと思っていたけど、やっぱり悠さんは悠さんの匂いだ。
なんでだろう。どこか懐かしい気持ちになる。
「ありがとう悠さん。おかげで今まで通り、みんな協力的に患者さんのことを教えてくれました」
「そうか。なにかあったらすぐに言うんだぞ」
「はい」
悠さんは私の頬を引き寄せながらゆっくり唇に触れた。
触れるだけなのに、丁寧でとろけるようなキス。
身体が離れたあと、余韻から抜け出せずに思わずぼーっとしてしまった私に、悠さんはなんだか楽しげに微笑む。
「シャワーから上がったらまた死ぬほどキスするからそのつもりで」
「えっ」
顔じゅうに熱が集まる。もう眠気どころじゃない。
…完全に悠さんにからかわれている気がする。