Smile Days〜繋ぐ恋のバトン〜
なんとか逃げ切った私は、そそくさと家に帰った

蒼太は今日は部活

蒼太は水泳部に入っている

エースらしい

なーんて、私には関係ない

家に着くと、お母さんが帰っていた

「おかえり」

「ただいま」

私は二階に上がり、自分の部屋に行った

部屋着に着替えて、ベッドにダイブする

机の上に飾っている写真立てに目を向けた

そこには幼い私と功太が写った写真が飾られてあった

功太に会いたい

会いたいと願っても会えない最愛の人。

なんでこうなっちゃったんだろう。

「蒼空ー。ご飯よー」

お母さんから呼ばれた

私は考える事をやめることにした

「今行くー」

私は一階に降りた
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