家族になろうね【完】
再度呼ばれたのは・・・恵と付き合って1か月後、北条家に挨拶してからだった。

「座ってくれ」

「あっ、はい」

今日は社長だけだった。

「恵と付き合ってるらしいな」

「へっ、あっ、はい・・・」

「私と北条家、南條家は家族で付き合いしてて、恵は娘のような子なんだ。

それで、斗輝から聞いてビックリしたんだ。

身内が亡くなって、落ち込んでる時に支えたのが、恵とな」

「はい。」

「あいつも、実母や義理の母で苦労してる。どうか、幸せにしてやってくれな」
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