キミのビートにのせて。

運命?

翌朝。



昨日が楽しすぎたせいか、夜はなかなか眠れなかった。そのせいで睡眠不足な私は、眠たい目をこすってバイト先へと向かった。




店に着いてみると、既に中には人がいるようだ。




『あ、店長!おはようございます!』




「お、おはよう!夏夜ちゃんのシフトの入れ替えで今日来てくれたんだよね、ありがとうな。」



『いえいえ、とんでもないです。また、夏夜としっかり入れ替えさせてもらうので。』



「はははっ、ついでに澪ちゃんのお休みの日を余分に増やして、そこに夏夜ちゃんにはいってもらったら?」



『そんなこと出来るわけないじゃないですか〜!』



たわいのない会話を店長としながら、私は荷物を置くべく、店の奥へと入っていった。




手っ取り早く着替えを済ませ、店先へ出る。




まだオープン前の店。
アクセサリーが小綺麗に並べられているショーケースを一つ一つ丁寧に拭いていった。




その後も店番をこなしながら接客をして。



特に変わり映えのない一日…になるはずだった。



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