ずっと好きだ! 先生のこと


何不自由なく生きてるオレ(一条)を見ていたら、オレの担任になった鈴木は自分が惨めにさえ思えたとか。

「お前の環境が自分にあったのなら、今頃は天才と称され、前途有望だったはず!」そんな風にしか思えず、オレを一人の人間とは見てくれず、端から担任鈴木は感情的にオレを毛嫌いしたのはひしひしと感じてた。

オレをねちねちいたぶる事で卑屈な精神を和らげていたんだろう。

担任鈴木本人は、


「軟弱な生徒達を見ていたらイライラした、何かあればモンスターペアレンツ共が出しゃばって来る、何かあればこちら側が平謝り!

健康診断の件も、日頃教師を馬鹿にする女子生徒達を懲らしめるために揉み消した。

真面目にやってる事が馬鹿らしくさえなり、少しくらい自分もいい思いしたって罰は当たらないだろうと思うようになった。

簡単に稼げる!軽い気持ちから始めたのが盗撮。思いの外お金になった!

そんな中、一条が副担任の早川先生と深い関係な事を知り、一条を監視するようになった。

小遣い稼ぎも波に乗り、さらに面白い事が降りかかって来た。

無能なくせに金にも女にも困らない一条を、追い込めると、ガキのくせに生意気にも青春を謳歌してる奴が許せなかった。

自分にはあって無いような青春時代だったから、余計憎らしく思えた。

人生とは、生きるとはそんな甘いもんじゃないと、私が教えてやろうと思って、一条の人生を担任の私が壊してやろうと思った。

生徒の進路を自由出来るのは誰か!?絶対的な権力を持つ教師である私だ!」


後の調べでそう言っていたそうだ。

身勝手な歪んだ感情と、間違った采配をした担任鈴木は、懲戒免職となった。


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