君が好きです

やっぱり君はアイツのモノ

「華恋ちゃん……」


無理だ、華恋ちゃんを守りながらコイツと戦うなんて。


ニヤリ、と笑う奴があと一歩……あと一歩近づく。


「そこまでだ!!!


華恋は、返して貰う」





低く唸る声が、聞こえて振り向くと…………



「翼ーーーー」



よほど探したのか、汗が額をかける。


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