冬の奏に…

その頃を境にあまり家庭での会話はなく、親を元々避けていた2番目の姉は急に不仲になった両親に対して余り興味を抱いてなかった。

そして母親は父親に対する怒りを徐々にアタシにぶつけるようになった。

父親はやり直したい気持ちなのか、家に早く帰ってくるのが多くなったが母親の怒りが収まる事はなかった。


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