【完】溺愛フラグが立ちました。



「いいの? そんなに可愛いこと言ったら止まらなくなるよ」

「止める気ないですよね」

「言うねぇ」

「……好きです。トノセさん」


 カッコよくて。イジワルで。

 強引で。

 ちょっと怖いくらいまっすぐで。


 しれっと嘘をつくけど。

 そのあとタネ明かししてくれるところだって。


 それに、やっぱり……。


 吸い込まれそうな綺麗な瞳も。

 手加減を知らないその指も。


 伝わってくる、ぬくもりも。


 トノセさんが存在してくれていること。


 その、すべてが嬉しいです。

 愛しいです。


「ほんと煽るの上手いね、知冬は」

「そんなこと……」


 煽り方なんてわかりませんよ。


「芋のクセに。……ああ。芋だからか?」

「イモイモ言わないでくれませんか」

「はは。ごめん」



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