オレと先生のハナシ【長編・完】
『しばらく先生を置いてもらえませんか?』
慎君から話を聞いてそう頼まれた時、始めはすぐOKした。
けど慎君が突然話さなくなり声を掛けると明日香の行動が詳しく調べられているのを聞かされ
『愛可さんの事は書いてないけど、書いてないだけで知ってる……かもしれません。
だから先生が来たら電話とか部屋の前で待ち伏せとかが……有るかもしれません』
その言葉を聞いた後私は言葉を失った。
すると
『すいません恐い事言ってビックリさせて……でも俺が紙を見て思った事もはっきり言わないと、と思って』
『そう…でも…』
『不安なのも解ります。
でも、何かあったら何時でも電話くれれば行きますんで、お願いします。
先生をしばらく置いて下さい』
悩んだ。
凄く悩んだ。
慎君の思った事でも実際起こったらと考えると凄く恐かったから。
だから断ろうとした。
でも
はっきり言ってくれてありがとう・って少し感謝してる私も居た。
約5分。
私が声を出すまで慎君は何も言わず待っていてくれた。
慎君から話を聞いてそう頼まれた時、始めはすぐOKした。
けど慎君が突然話さなくなり声を掛けると明日香の行動が詳しく調べられているのを聞かされ
『愛可さんの事は書いてないけど、書いてないだけで知ってる……かもしれません。
だから先生が来たら電話とか部屋の前で待ち伏せとかが……有るかもしれません』
その言葉を聞いた後私は言葉を失った。
すると
『すいません恐い事言ってビックリさせて……でも俺が紙を見て思った事もはっきり言わないと、と思って』
『そう…でも…』
『不安なのも解ります。
でも、何かあったら何時でも電話くれれば行きますんで、お願いします。
先生をしばらく置いて下さい』
悩んだ。
凄く悩んだ。
慎君の思った事でも実際起こったらと考えると凄く恐かったから。
だから断ろうとした。
でも
はっきり言ってくれてありがとう・って少し感謝してる私も居た。
約5分。
私が声を出すまで慎君は何も言わず待っていてくれた。