オレと先生のハナシ【長編・完】
「ふん!……断った・とは言ってますが、相手に気を持たせる様な事言ったんでしょ。
だからこんな事になってる、自業自得ですよっ!!」




!!!………ひどい




「先生はっそんな人じゃっ」



「山崎!!」



体育の先生にグイッと引っ張られ
そしてボソボソと



「……言うな。今、お前が言ったら余計ややこしくなる」



「…っ!!」




先生を見ると、耳まで真っ赤にして耐えていた。


するとじーちゃん先生が



「先生。言っていい事と悪い事があるでしょ。
今の言い方はひど過ぎます」




おばさん先生は無言。
でも表情一つ変えない。



全て私が正しい
何も悪くない
――そんな顔をしている。



私に何を言っても無駄だと………




その時



―――ガラガラ♪――――



「先生方、廊下まで聞こえてますよ。
何があったんです?」



校長が入ってきた。

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