オレと先生のハナシ【長編・完】
先生は本当に、本当に頑張ったと思う。



でも、心と体はブルブル震えていたに違いないから。






先生は少し黙った後、ありがとう・と言ってまた黙り

そして




「続きね……そしたら、私に何かあったら大変だから・って、帰る事と、来週の月曜日まで休む事が決まったの。
だから明日から休むね」




笹原先生が言ってた事を思い出す。



『お前との事があったからじゃない』



それは、休むのは・って事だ――



やっと謎が解けた気がした。





「そうか解ったよ。校長は先生の事を考えて休みをくれたんだね」



「うん。
私はいいって言ったんだけどね。
校長先生あっという間に決めちゃって。
だから休む事、森口君に伝えてくれる?
後、ありがとうって」




こんな時でも正雄に感謝を忘れない。
しっかり憶えてる。




やっぱ先生最高だよ。





「解った。必ず伝えるよ」



でも俺は正雄の他にも先生が休む事を言っておきたい人達が居る。



だから

< 404 / 506 >

この作品をシェア

pagetop