オレと先生のハナシ【長編・完】
チャイムが鳴ると俺達は教室を出て、先に来ていた隼人に………





「おっ!やったじゃん!!」



「ふーん♪」




――満面の笑み。




だってテーブルにはメンチサンド―――




「なんかあっさり買えちゃったよー!!」




すると




隼人は携帯を取り出し





――――カシャ♪





そして




パクパク食べはじめた………。




正雄、武、篤史、そして俺の目線が注がれている事にも全く気付かずに……。



すると





「んーー!!美味いっ!!………何?あげないからな!!」





「あぁ?いらねぇーよ」




正雄達も似たような言葉を次々と隼人に浴びせる。



でも




「本当にー??」






「……………」




俺達は目線を




ご飯に移し




黙々と食べはじめた。





すると、おぉ!!と突然言いだした武が




「慎、携帯貸して♪」




「はぁ?何で」




「俺達が仲良く昼ご飯食べてるのを撮るんだよ!!


そしてそれを送りなさーい!!」

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