オレと先生のハナシ【長編・完】
「全然」




「ふ〜ん♪全然か!!全然かー!!」




そう言いながら武が肘で突いてくる……




すると




「後はない?……じゃ、戻るわね!」




どんどん戸へ向かって行く―――





「先生ーおつかれ!」




一瞬、教室が静かになった気がした。
そして俺を見る視線。




でも、正雄達が次々と先生に声を掛け手を振ると、他の奴らもサンキュー!とか言いながら手をブンブン




先生はニコッと笑いながら手を振り教室を出ていった。



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