オレと先生のハナシ【長編・完】
「いいじゃん〜先生〜」




「あはは!ありがとう!」



いつもは紺か黒のパンツにシャツ、そして胸元までの髪の毛を1つに縛る―――が定番だった先生。




でも今日は




グレーのパンツスーツに髪の毛をゆるめに巻いて化粧バッチリ




それも今日は眼鏡を外しているからきっとコンタクト。




やっぱり綺麗だし可愛い。




俺の前では眼鏡を外してる時間の方が長くて、運転の時だけ眼鏡を掛ける先生。


教卓から後ろの席の奴(俺とか)の顔はボヤっとしか見えなくて、初デートの時と修学旅行の時はコンタクトって教えてくれた。




学校でこうした格好を見るのは修学旅行以来。




クラスの奴らはパチパチーと拍手し、しばらく教室は拍手の音が響いていた。


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