きらい、すき、きらい。
ーーハワイーー

ーー…。あれ?綾花?ーー

「菜々香ー!綾花は?」
南が聞くと菜々香は、
「怒って部屋に帰ったー。」

ーー……?ーー
「ん?」
暫く考えてる南に対し
菜々香は、「怒らしたかなー?」と
言った。


ーーん?菜々香と喧嘩したのか?
まー、綾花はすぐ拗ねるし、
菜々香はバッサリサッパリ言うから
あんまり合わないんだろうけど…
仲は良いのにな…ーー

南と菜々香はご飯を食べながら話した。

南「でー?菜々香、
綾花になんて言ったん?」

菜「別にー。綾花が元気なかったから
どうしたんか聞いたん。」

南「ほんでー?」

菜「奏と明日美がご飯呼んでくれるって言ったのに、菜々香が来たからって…」

ーー…?
ん?そんだけ?ーー

南「まさかとは思うけど、そんだけ?」

菜「そう、そんだけ。
だからそんなことー?って言ったら
怒って部屋に帰ったー。」


元々、奏と明日美と綾花は
同じ班予定のクラスでも仲が良かった。
急に人数が減った為、
急遽南と同室になっていた。


ーーとはいえ…。
迷惑な話だな……。
あーー!めんどくさ。ーー


南「菜々香…。すまん。付き合って?」

菜「しゃあないっすな!」

南「さんきゅー!!」


ーー食べかけの食器をほっぽって
菜々香と南は8階に向か…おうとした時。

「南ーー!どこ行くとや!
ちゃんと食わなおっきくなれんぞー!」

ーーぐへ。先生…。BADタイミング。ーー

「待て待て、南はあと10cm伸びる!
じゃなくてな…んー。ちょっと綾花が。」


ーー…!!?て、なんでうちの担任
オザワさんたちの班のテーブルにいるんだ…ーー



訳を軽く話して
綾花のとこに向かう。


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