【番外続編】俺とお子ちゃま彼女
☆雪哉の気持ち
ガチャ━


「兄貴~!」


俺はいつも許可もなく兄貴の部屋に入る。


大事な話をする時以外は。


「あっ…」


やっちゃった…。


目の前には陽夜先輩が兄貴と一緒にいた。


「陽夜先輩来てたんすか…。すいません知らなくて…。あっ邪魔者は消えますね!」


陽夜先輩が来てる時以外も付け足さなきゃな…。


陽夜先輩は兄貴がつい最近やっと再会できて付き合い始めた兄貴の彼女。


昔からずっと両想いだったと思う。


けど、色々あって今になった。


その色々には俺も関係してたりする。


「雪哉くん!邪魔者なんかじゃないから…ね?今だってゲームしてただけだし!」


そう。


兄貴と陽夜先輩はただゲームしているだけ。


でも…なぁ?


躊躇したけど、結局…


「じゃあ…お言葉に甘えて…」


消えないことにした。


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