【番外続編】俺とお子ちゃま彼女
☆弥生の気持ち
俺の部屋に行ったはいいものの沈黙が流れる。


謝らなきゃ…


「弥生…俺…寝てると思ってて…」


「寝てようと起きてようと…していいことと悪いことがあるじゃない…!」


弥生は…泣きながら言った。


「ごめん…。」


静かな部屋に響くのは弥生のすする音だけ。


俺が…泣かせちゃったんだ…。


「弥生の嫌がることして…ごめん。でも俺気づいたんだ…。」


俺にとって…弥生は幼なじみじゃなくなったんだって…。


「弥生が好きだって…。」


俺はまっすぐ弥生を見て言った。


けど、弥生に反応がない。


「迷惑…だよな。」


いきなりキスされて…


いきなり告白されて…


迷惑極まりないはずだ。


「弥生には…あのおんぶしてくれた奴がいるんだもんな。」


あいつの存在忘れて…言わなきゃよかったかな…。


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