モノクロカラフル
笑顔になれる魔法を作って置いたからね。
大切な人たちのもとに生まれて私は幸せです。
「…!…葉!柚葉!」
「おかあ、さん…おと、さん、おにいちゃ、ん、はづ、きも…」
あれ、声が出にくいな。
目も上手くあけられない
ああ、わかった。私はもう死ぬんだ
でも、まだ死ねない。
自分の口でしっかり伝えたいことがあるの。
「おかあ、さん、おと、さ、ん…いま、まであり、がと…うんで、くれて、そだててくれ、てありがと…」
「うん!
柚葉は私の最高の娘だからねこれからもお母さんたちの最高の娘よ」
お母さんも泣いてた。
「今までそばにいてやれなくてごめんな。ずっとずっと大好きな娘だからなこれからもずっと!」
お父さん、嬉しいよ。
「おにい、ちゃん」
「…柚葉」
「あり、がと…すてきな、おいしゃさんに、な、て」
「もちろん。お前と約束する」
「はづ、き…わたしの、かわ、いい
いもう、とだよ。おかあ、さん、おとさんおにい、ちゃんをよろし、くね」
「おねーぢゃん、おねーぢゃん!」
葉月、可愛い顔が台無しだよ。
こんなに泣いちゃって。
大切な人たちのもとに生まれて私は幸せです。
「…!…葉!柚葉!」
「おかあ、さん…おと、さん、おにいちゃ、ん、はづ、きも…」
あれ、声が出にくいな。
目も上手くあけられない
ああ、わかった。私はもう死ぬんだ
でも、まだ死ねない。
自分の口でしっかり伝えたいことがあるの。
「おかあ、さん、おと、さ、ん…いま、まであり、がと…うんで、くれて、そだててくれ、てありがと…」
「うん!
柚葉は私の最高の娘だからねこれからもお母さんたちの最高の娘よ」
お母さんも泣いてた。
「今までそばにいてやれなくてごめんな。ずっとずっと大好きな娘だからなこれからもずっと!」
お父さん、嬉しいよ。
「おにい、ちゃん」
「…柚葉」
「あり、がと…すてきな、おいしゃさんに、な、て」
「もちろん。お前と約束する」
「はづ、き…わたしの、かわ、いい
いもう、とだよ。おかあ、さん、おとさんおにい、ちゃんをよろし、くね」
「おねーぢゃん、おねーぢゃん!」
葉月、可愛い顔が台無しだよ。
こんなに泣いちゃって。