(完)最後の君に、輝く色を
私のせいで空気が悪くなっているのはもちろんわかっている。



でも会えないのが、話せないのがもどかしくてつらくてついついイライラしてしまう。



これからどうすればいいんだろう。



頭を抱えていると、



「夏実!」



優菜の声が聞こえた。



顔を上げると、そこには息を切らした優菜と優菜に腕を握られた悠雅くんがいた。



「どうしたの…」



優菜は息を乱したまま、話し始めた。



「ハアッハアッ、悠雅にさっ、ジャージ返しに行ったついでに、アスカくんの話してみたらさ、たぶん知ってるって」



その言葉を聞いた瞬間、私は悠雅くんに掴みかかってしまっていた。



「お願い!教えて!飛鳥は今どこにいるの!」



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