きみの隣で愛を誓わせて。

「なぁんだ、つまらない」



狐がニタニタと嗤う。



「切符を高値で売りつけてやろうと思ったのになぁ」



まぁいいや。



「もう君たちは必要ないね」



いつの間にか魚は消えていた。



ぷくぷくと海の中を電車が行くだけ。



「さようなら」



そう狐が笑った時───

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