ずっと、君との約束を。

ついに来た文化祭


昨日は色々ハプニングもあったけど、無事文化祭当日を迎えることができました。
劇喫茶開店まで後1時間。私はジュリエットの衣装に身を包んでいます。

「それにしても、豪華なドレスだね…すごい…」

「へへっ、そうでしょー?私達衣装班が1番力を入れた作品なんだから!!さすが、比嘉ちゃんなら着こなしてくれると思ってたよ〜!」

「…そう、かな。着こなせてる?」

「…ああ、ダイジョーブダイジョーブ。」

聞きなれた声がしたと思ったら、ドアを開けて現れたのは千秋だった。やけにタイミングの良い登場だな…。ドアの向こうで立ち聞きでもしてた…?訳ないか。

「…千秋!裏方は準備大丈夫なの?」

「おう、当たり前だろ。…折角だから呼び込みにでも行こうぜ。」

「…え、でもロミオの尚哉くんと一緒に回った方がいいんじゃ…?」

「ばっかお前、主役二人は分散した方が宣伝になるに決まってんだろ。ほれ、はよ行くぞ。」

「…あぁあ、待ってよ、千秋!」

「………後、そのドレス似合ってる。」

やっぱりドアの向こうで聞いて、私が似合ってるかどうか気にしてたのバレてたのか…!
なんでそうやってサラッと安心させるような事言えるのかなこの人…。

「…っ…もう、またからかうんだから…」
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