私の彼はオイルの血
第1章 彼はロボット

第1話 実早と凱斗



彼はバスケットボールを持って走り出した。




黒髪がなびいてキラキラと輝く。





床を蹴る音が鳴り響く!








ダンッ!!!








その瞬間









6メートル飛んだ。








3メートルもあるバスケットゴールより遥かに高く飛んでいる。










彼は






ロボットなのだ。




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