..
SCENE3 意地悪な男
「なんでも。悪いの。」




「んんんんー…」



「気にすんな。バカ。」




そう言って彼は私の頭に手を乗せてきた。




初めての頭ポンにちょっとドキッとする。




「かっ帰るねッ」


ダッ

逃げるように教室を出た。


やばい…きっと私今顔真っ赤だ…
あ、あんなことされたことないしっ…
しかも不意打ちだしイケメンだし。
なんなの!!


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