午後4時30分 有馬先輩の秘密の彼女
「色…」
そう言われて足元に視線を落とすと、私の上履きは赤いライン。
センパイの上履きは…青いライン。
そうか、上履きって学年カラーだったっけ…!
「てかさぁ、君がまだ校舎に残ってることが先生にばれたら…入学早々ブラックリスト入り確定だよね?」
ギクギクッ!!
「こ、これにはちゃんとした理由が…!」
「ふうん?理由って何」
「え、えーっと…」
コツ、コツ、コツ…
「…っ、あ、足音が…!」
廊下のほうからこっちに向かってくる足音がする。
この音…絶対に上履きじゃないよ〜!!
やばいやばいやばい…!
隠れなきゃと思うのに、私はなぜか体が動かなかった。
それどころか頭すら回らない。
「チッ…おい、こっちに隠れてろ」
「え、あ、はい」
さっきの人にグイッと腕を引かれ、私は本棚の間に身をひそめた。
そう言われて足元に視線を落とすと、私の上履きは赤いライン。
センパイの上履きは…青いライン。
そうか、上履きって学年カラーだったっけ…!
「てかさぁ、君がまだ校舎に残ってることが先生にばれたら…入学早々ブラックリスト入り確定だよね?」
ギクギクッ!!
「こ、これにはちゃんとした理由が…!」
「ふうん?理由って何」
「え、えーっと…」
コツ、コツ、コツ…
「…っ、あ、足音が…!」
廊下のほうからこっちに向かってくる足音がする。
この音…絶対に上履きじゃないよ〜!!
やばいやばいやばい…!
隠れなきゃと思うのに、私はなぜか体が動かなかった。
それどころか頭すら回らない。
「チッ…おい、こっちに隠れてろ」
「え、あ、はい」
さっきの人にグイッと腕を引かれ、私は本棚の間に身をひそめた。