幸せの晴れ
私が晴也とずっと一緒にいる事なんで無理なんだから、
これで良かったんだ。
そう自分に言い聞かせた。
結局私は終業式に出る事なく、そのまま夏休みへと入った。
私はほとんど休みなくシフトを入れ、
なるべく家にいないようにした。
例えバイトが休みでも朝から家を出てマンガ喫茶で時間を潰す。
終業式の日以降、晴也からの連絡はポツポツあったけど
電話がきても出ないし、メールの返信もしない。
私は自分から晴也と距離をとった。