【完】今日から、お前は俺のモノ
やっぱな 颯太Side
キィーーーーー


体育館の重いドアの引く音が聞こえて
そこにいたのは……めいだった。


「……め「おす!めい!」


……!!涼太の野郎!!



今俺が話しかけようと……って
まあいいけど……ちくしょー……



しかもにこにこ笑って何話してんだか……
ま、いいけど……いいけどな!!!


「って痛って!!!!」

「めいのこと考えすぎだから」


後ろから蹴りを入れてきたのは玲於。


「べ、別にそんなんじゃねーし!」

「ならいーけど」

そういいながら笑う玲於に少しイラッと
くるけど……



俺、やっぱめいのことばっか考えてるわ……

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