『、、、泣いただろ?』〜幼馴染の涙の理由
「そっか、、、。やっぱり駄目か。ハッキリ振ってくれてありがと。俺も前に進めるよ。」
頭をかきながら、
はにかんでくれた雅人に救われる。
きっと罪悪感がないように笑ってくれた。
いつもそうだ、、、おちゃらけたキャラをしているけど、本当はそんなことなくて真面目で優しい事を知っている。
だって、、、ずっと一緒だったから、、、。
「お腹空いたなぁ〜っ!なんだっけ、イカのバター焼き?食いたい!!!あと〜このホッケとだし巻き玉子、それから〜、、、。」
メニューを広げ、次々に注文していく。
「えぇ〜?雅君、そんなに食べられるの?ふふっ、私もいっぱい食べちゃおうかなっ。」
美鈴は、もう1つのメニューを広げた。