続☆戦闘魔法少女は美少女揃いで最強です。
「つまり、ほとんどノーヒントで探せってこと?」

「いや、そういうわけではない。ちゃんと、残して行ってるよ」

にやっと、桜は笑った。たぶん、私と同じ考えね・・・・・・

「黒魔法は、ここで転送魔法を使ったの。つまり、魔力の跡を辿れば・・・・・・」

「どこに転送したかわかるってこと?」

「そうよ、花恋」

花恋がピタリと当てた。そう・・・・・

最後に聞こえた声は"teleport"どこかに転送しているはず。

「そうと決まれば!」

すくっと澪が立ち上がる。

「辿ろ!」

・・・・・・忘れてたわ。

澪、極度の方向音痴なのよね。

初めて知った方も多いんじゃない?あら、初めて言ったかしら。

だって、魔法界で誰かの家に集まることになった朝の時間は、必ず誰かと一緒に来てるものね。

「み、澪。落ち着いて」

花恋が慌ててなだめ、座らせる。

ほんと、友香に似てるわ・・・・・・

一直線というか、突っ走りすぎというか・・・・・・慌てがちっていうのかしら?

まあ、そんなところね。

「澪は誰かと一緒にいろよ?もしはぐれたらただじゃおかねーからな?」

「は、はひっ」
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