続☆戦闘魔法少女は美少女揃いで最強です。
「桜の炎で照らしてはくれているけれど、敵がここにいるのかわからない。でも、居ると仮定しているのだから、常に気を引き締めて。いつでも敵が来ても応戦できるように」

「ふ、ふぁい」

愛梨の真剣な眼差しを見て、おののきながらも答える花恋。

でも、愛梨の言う通りですわ。

ここには、おそらく・・・・・・いえ、必ず敵が潜んでいるはず。

廃病院なら、誰も立ち入らないし、監禁するには好都合の場所。

「じゃあ、行きましょう。ただし、一人ひとつ、なにか攻撃できるものを出しておいて」

「わかりましたわ」

「はーい」

「う、うん」

攻撃できるもの・・・・・・そうですわねぇ。

「Penetrating darkness」

「Electric shock」

「Ice protection」

私と花恋は攻撃型、澪は護りですわね。

私の周りには槍のように鋭い、黒い物体が浮かんでいますの。花恋の周りでは、バチバチとか閃光が走ってますわ。

そして、澪はIce protectionを構築中。

愛梨は・・・・・・

「aqua flow」

水の流れ・・・・・・ですわね。

これで、敵を押し流そうというわけですの?

「ふふっ。その通りよ」
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