続☆戦闘魔法少女は美少女揃いで最強です。
口々に感想を述べながら、ワイワイと盛り上がる。

「っと、その前に一つ。もうそろそろ、破壊しそうだよ、鎖」

「え、もう?そんなに破損してるの?」

「はい、完全に」

写真をみんなに見せながら、七海さんの質問に蘭が答える

「じゃあ、用意しないとね」

花音が、部屋の机の上にあるダンボールの中から鎖を取り出した。ジャラジャラと音がする

「ここの部屋・・・・・・なんか嫌だ」

不意に、夢菜が言う。

「わかるわ。何か、怨念を感じる」

「あっ、私もー」

怨念?

「そ、それって、ゆ、ゆ・・・・・・」

「はは〜ん、さては花音、幽霊が苦手だな?」

「い、いやっ。そんなことないし」

慌てて否定している花音。バレバレ!

と、その時

「ばかり・・・・・・だん・・・・・けれど」

「かんき・・・・・・まあ、と・・・だろ?」

「すぐによ・・・・・・ですわ・・・・・・もの」

「ねえ、聞こえない?」

「聞こえるね!」

「って、しーっ」

夢菜が大きな声を出したので、慌てて口を塞ぐ花音。

「どうやらお客様のようね」

「さあさあ、戦いの時間だよー」

「って、もう?あ、その前に友香の付け替えとこ」

「私も行く!」

花音が慌てて鎖を手に持ち部屋をとびだした。それに続いて夢菜もついていく

「早いなぁ」

「魔力のあとを辿られたんじゃない?」

「能天気だねー。香織さん」

「褒めてくれてありがとー」

「決して褒めたわけじゃないわよ」
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