続☆戦闘魔法少女は美少女揃いで最強です。
「それに、愛梨ちゃんは気づいていないかもしれないけど・・・・・・香織の属性は時。つまり──」

聞きたくなかった、言葉だった

「今、皆既月食の一分前でしかも時の流れを緩やかにしているのよ」

「なっ!」

おかしいと思った

なぜ、そんなにも余裕があるのか!

向こうからすれば、さっさと帰ってもらった方がいい

それなのに、なぜこんな話をしてしまうのかと・・・・・・

無駄な時間なのに

そう考えていると、急に七海さんが手のひらをこちらに向けるように腕を突き出した

嫌な予感がするわ・・・・・・

「さあ、終わりよ。nightmare!」

電流が発射された

プロテクションをしていなかったわ・・・・・・!

このままだと・・・・・・

「ぷ、Protec──」

「Protection!」

バチッ!

私が唱える前に、誰かが相当な早口で唱えた

そのおかげで、プロテクションが構築。nightmareは、プロテクションに阻まれていた

「ぜぇ・・・・・・ぜぇ・・・・・・」

「おー、澪。大丈夫か?」

「だ、ダイジョーブ・・・・・・」

「愛梨、お怪我はありませんの?」

「愛梨〜、大丈夫?」

「み、みんな・・・・・・」

来てくれたの?

ということは、まさかみんな勝ってきたの?

「勝ったよー」

「私も」

「私も勝ちましたわ」

「わ、私も勝った、から・・・・・・」

か、勝ったのね・・・・・・ふふ

私も、負けていられないわね!
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