続☆戦闘魔法少女は美少女揃いで最強です。
「だから、その間はなんだよ」

「なにも感じてないってば」

「あ?」

ひうっ!ちょーっとだけ強い口調で言ったら桜に睨まれた!

「あの2人には刺激が強すぎんだろ?私だから問題ねーよ」

「あ、うん・・・・・・」

そう言われて、私はぽつりぽつりと話し出した。

「あのね?あの空間が、当然グニャって歪んだんだよね、一瞬。で、私魔力の波動調べてみたんだよね。でも、先輩たちの波動は正常だったわけ」

「ふーん」

「それで、花恋に引き上げられる前に、もう一度波動を調べたの。そしたら、違った」

「は?何が?」

「魔力の波動が、4つ多くて、先輩たちと比べ物にならないほど魔力が大きかったの」

「・・・・・・」

桜は黙り込んだ。

「リアルな話?」

「こんな時に嘘ついてどうすんの?」

「ま、そりゃそうだな」

うーん・・・・・・と唸っている。

「ま、私たちだけじゃ限界がある。今日のところは一応心に留めておくけど、国王様には言わなくてもいいんじゃね」

「え?なんで?」
< 30 / 207 >

この作品をシェア

pagetop