続☆戦闘魔法少女は美少女揃いで最強です。
「って、桜待って」

桜においてけぼりにされることには変わりはなかった。

「はあ・・・・・・2人も無自覚かい!」

「ほえ?」

席についたと同時に、夢菜が仁王立ちで私たちの前に立つ。

「花音もそうだけど・・・・・・2人も自覚を持たんかい!」

「いや、ブスって自覚持ってるから安心してね」

私が言うと、夢菜は何故か呆れた顔になる。

「夢菜、こいつ桁外れの無自覚だ。しかも天然」

桜も少々呆れ顔で私の方へ視線を向ける。

「てんねん?」

はて・・・・・・てんねんってなに?なんだろう?

「まあ、こいつはこんなだから」

「へぇ・・・・・・花音よりもド天然ね」

だーかーら!てんねんって何?ミネラルウォーター?

「いつか説明しないとな・・・・・・」

「あ、夢菜。黒板終わったよ」

「さんきゅ、花音」

花音も制服の袖をはたきながら近づいてきた。
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