蒼姫様は、守られません!!③~完~
そう抱き締めてあげれば、

ありがとうと消え入りそうな声で奏翔は呟いた



「愛桜ちゃーん」

「はーい?」

「主役が来ないと始まらないんだけどー」

「え?は?」



戸惑う私をよそに璃咲と雛乃が私の背中を押して扉の前に立たせる



「カナくん、しっかりしてよ!」

「悪い」



奏翔は未だに怒られてるけどね

雛乃に開けてみて、と言われて扉を開けると...




「「「「「「「ハッピーバースデー!」」」」」」




その声に混じってクラッカーの弾ける音が聞こえてきた



「あ、ありがとう...」

「愛桜ちゃん、反応薄い!」

「驚きすぎて...」



変わらず呆然としていると蘭が来て

おめでとうと可愛い笑顔を浮かべて言ってくれた

天使...!



「愛桜さん、こっち!」

「え!郁斗...理!?」

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