チェンジ! ~僕に恋して君を愛する~
高次は以前の「僕」より、今の「俺」に近い体型で、「僕」よりずっとモテる男だ。見た目も「僕」より高次の方がつり合うと考えた上で、美鳥さんは弟に接近したか・・それとも弟から仕掛けたか。
二人にとって、あのタイミングで俺が死亡したことは、まさに千載一遇のチャンスだったと言える。俺が死んで、弟が結婚相手に乗り換わったおかげで、美鳥さんには引き続き「未来の岡崎医院院長夫人」の座が約束されたんだから。
ま、結局のところ、俺も含めてみんな、収まる所に収まったってことだよな。
俺たちが医院を出るとき、すれ違った美鳥さんに「お幸せに。みどりさん」と言うと、美鳥さんはビックリした顔で俺(たち)の方を見ていたと、時子さんが言っていた。
もう岡崎医院に来ることはないだろう。もう二度と―――。
「大丈夫?」
「うん。大丈夫っていうより、もう絶好調だよ!」
「その顔じゃあ、嘘はついてないわね」
「もちろんだよ。目的はひとまず果たしたから、もう帰ろっか」
「そうね」
家に帰ろう。愛する君と一緒に。愛するあなたと一緒に。
二人にとって、あのタイミングで俺が死亡したことは、まさに千載一遇のチャンスだったと言える。俺が死んで、弟が結婚相手に乗り換わったおかげで、美鳥さんには引き続き「未来の岡崎医院院長夫人」の座が約束されたんだから。
ま、結局のところ、俺も含めてみんな、収まる所に収まったってことだよな。
俺たちが医院を出るとき、すれ違った美鳥さんに「お幸せに。みどりさん」と言うと、美鳥さんはビックリした顔で俺(たち)の方を見ていたと、時子さんが言っていた。
もう岡崎医院に来ることはないだろう。もう二度と―――。
「大丈夫?」
「うん。大丈夫っていうより、もう絶好調だよ!」
「その顔じゃあ、嘘はついてないわね」
「もちろんだよ。目的はひとまず果たしたから、もう帰ろっか」
「そうね」
家に帰ろう。愛する君と一緒に。愛するあなたと一緒に。