幼なじみが好きでしょうがない


【芽生Side】


3時限目が終わり。


あーお腹すいた。
あと一限頑張らないと。


あっ…


「ちょっと、トイレいってくるね?」


りりと離れて、トイレへ向かった。




少しお腹が痛くて
こもっていると……



----- バッシャーーーン

ドアの上から、大量の水が降ってきた。


なに、これ。


「芽生ちゃ~ん?びしょびしょになっちゃった?」

マリア…………。



そして、他の2,3人のケラケラと笑う声も聞こえた。

そして、トイレから出ていった。



寒いよ……。


まだ、七月だけれども。



これ、教室戻れないよ。


----- キーンコーンカーンコーン




うそっ。


もう?

どうしよう。




とりあえず、トイレの外へと出た。


えっ……

嘘。



「大雅っ……」


< 106 / 200 >

この作品をシェア

pagetop