幼なじみが好きでしょうがない



「明後日の昼には帰ってくるらしいから。明日の昼ごはんと、夜ご飯と、明後日の昼ごはん買いに行かないといけないから。」



「おう。」

「明日、なにか予定ある?」


「別に。」


「じゃあ、荷物持ちね~」

「はあ?」


「男なんだからぁ、おねがぁい。」


「きもいからやめた方がいいぞ。」



「な!!!!なによそれっ。」


天気予報を見ると、今日は夜、雨らしい。


大丈夫かな。





雷が、すごく嫌いなんです。






「とりあえず、昼ごはん、パンでいいだろ。」


「そうだね、私のも焼いてね?」


「え、めんどくせ」


「は?」


「嘘だって。」


そう言って、笑ってる。





私、忘れられるのかな?


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