幼なじみが好きでしょうがない




【芽生Side】

お昼ご飯。

いつものように、りりと校庭で
お母さんの素晴らしく美味しいお弁当を食べた。


「今日、ちゃんと話せるといいねっ」

りりは、笑ってそう言った。


私は、なんとなく上を見た。

綺麗な空。
真っ青だ。
雲がひとつもない。

私の心はこんなに綺麗じゃない。
私の心は土砂降り並に、雲で溢れてる。


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