幼なじみが好きでしょうがない



「う、うるさいわっ」

そう言って、ばしばし叩いた。


すると、バスが曲がり、いつの間にか、
レクリェーションをする施設に付いていた。

早かったなあ~。

柊真と話してたからかな……。

意外といい人……。ていうか、話しやすくて、お兄ちゃんみたいな感じ?


「寝てる奴は、起こしてやれよ~」

先生はみんなにそう言った。

お、起こさないと!!!

「ひ、日向くん!りり~!起きて!!!」

私が割と大きな声でいうと

「んん~……」
そう言いながら二人とも目をこすってる。


「着いたよっ!」

そう言っても二人はまだ寝ぼけてる。


しっかりしてよ~……。
4人でバスを降りた。

レクリェーションっていうのは、なんか、みんな協力して、ご飯作ったり、魚を釣ったり、ウォークラリーしたり、テントを張ったり、するらしい!!!

てゆうか、テントか……。
私、眠れないんだよね…………。


「よし、じゃあ、お前ら2組は、荷物をこの辺りにおいて、早速、川に魚釣りに行くぞ!」

と、私たちの担任が張り切っていた。

な、なんで張り切ってんの…?

「なんか、担任、魚大好きらしいよ…。」

なにそれっ。知らないしそんなの。(笑)


よしっ。私達も頑張らないとっ!

荷物を置いて、すぐに、川へと向かった。


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